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CompTIA A+の難易度と勉強方法を解説【合格体験記:220-1001/1002】

CompTIA A+の難易度や勉強方法についての情報を探していませんか?

他のサイトでは、情報が古かったり、勉強方法が詳しく解説されていなかったのでこの記事で詳しく解説したいと思います。

ぎーすえ

僕はSE1年目の2020年1月にCompTIA A+の220-1001/220-1002に合格しました。

合格した体験をもとに難易度と勉強方法を解説していきます。

  • CompTIA A+はどんな資格なのか
  • CompTIA A+を受けていいことはあるのか
  • CompTIA A+の難易度や勉強方法が知りたい

このような疑問にお答えしますのでぜひ最後までご覧ください!

CompTIA A+の試験について

CompTIA A+はどのような試験か

 CompTIA A+は、IT運用のスキルを強化する認定資格です。CompTIA A+を取得することで、ユーザーが使用しているデバイスに関係なく、セキュアに必要なデータにアクセスできる環境を提供/維持するスキルを修得できます。
 CompTIA A+は、世界中のITプロフェッショナルのキャリアをより一層強固なスキルでサポートします。

CompTIA A+ | CORE|CompTIA JAPAN (コンプティア 日本支局)

このようにCompTIA A+はIT運用のスキルに重点を置いた試験となっています。

  • 様々なスキルを網羅しているベンダーニュートラルな認定資格
  • 基本的なスキルを評価
  • 企業に信頼された認定資格
  • 世界標準の認定と認証を持つ認定資格
  • IT業界のIT業界によるIT業界のための認定資格

CompTIA A+にはこのような特徴があります。

ぎーすえ

世界標準のIT運用スキルを学ぶことができます!

日本で言うと情報システム部門に属する人たちが身につけるといいスキルですね。

CompTIA A+の試験概要

CompTIA A+を取得するためには、CompTIA A+ 220-1001試験/220-1002試験の2つの試験を合格しなければなりません。

(2019年7月29日より220-1001/220-1002日本語試験が配信されています。改訂前の220-901/220-902日本語試験は2020年1月31日で配信が終了しました。)

CompTIA A+の試験は少なくとも12ヶ月の実務経験、もしくは現場で必要とされるスキルと知識を評価するための試験です。

試験範囲CompTIA A+(試験番号:220-1001)

試験範囲出題割合
1.0 モバイルデバイス14%
2.0 ネットワーキング20%
3.0 ハードウェア27%
4.0 仮想化とクラウドコンピューティング12%
5.0 ハードウェアとネットワークのトラブルシューティング27%

試験範囲CompTIA A+(試験番号:220-1002)

試験範囲出題割合
1.0 オペレーティングシステム27%
2.0 セキュリティ24%
3.0 ソフトウェアのトラブルシューティング26%
4.0 運用手順23%

試験情報詳細

試験科目2科目(220-10001と220-1002の2試験合格で認定)
試験番号220-1001/220-1002
制限時間90分(科目ごと)
問題数/出題形式最大で90問 単一/複数選択(よくある選択式の問題)
パフォーマンスベーステスト(実際に設定画面などを操作して正しく設定していく問題)
合格ライン220-1001:100~900のスコア形式675スコア以上
220-1002:100~900のスコア形式700スコア以上
受験料5.3万円ほど(バウチャーチケット利用)

CompTIA A+を受けるメリット

CompTIA A+は世界的に認められた資格

1993年に配信されて以来、世界で90万人以上が取得している資格です。

そして ISO17024/17011 を取得しており国際的な規格に準拠しています。

CompTIA A+という資格は知らなくても、ISOを取得している資格だということが伝わればその有用性が理解されるでしょう。

CompTIA A+で業務の基盤となる知識を身に着けられる

CompTIA認定資格はほかのベンダー資格と異なり特定の製品に肩入れをしない、IT業務を行うために必要なスキルを問う資格となっています。

そのため、特定の「製品」に偏った知識ではなく、「業務」に関する知識を満遍なく学べるので業務の様々な場面で活用することができます。

またA+はキャリアパスとしてNetwork+やScurity+へとつながっていきます。

A+は基礎的な知識を満遍なく学ぶことに適しています。

CompTIAの企業の導入事例

A+ではありませんがその先のSecurity+などは大手の企業でも導入されている事例があります。

有名どころですとブラザー工業やソフトバンク、NTTコミュニケーションズなどが導入していますね。(参考: 企業導入事例

転職する際に基礎となるA+を持っていると特にCompTIAを導入している企業では評価がプラスになるでしょう。

CompTIA A+の難易度

CompTIA A+のレベル

経済産業省が策定したITスキル標準に「特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会」が民間資格、ベンダー資格も対応付けしたもの(ISV MAP)を見ると主要なIT資格の難易度が比較できます。

これによると、CompTIA A+はレベル1のエントリレベルに分類されています。(レベル1(初級)~レベル4(中級))

ITの資格の中でもスタートラインとも言える資格ということですね。

同じレベル1のメジャーな資格には、「ITパスポート試験」、「LPIC-1」、「ITILファンデーション」、「CompTIA Network+」などがあります。

ちなみに、「基本情報技術者試験」はレベル2に該当するのでそれよりも難易度レベルは低いという位置づけになります。

CompTIA A+の実際の難易度

資格同士で比較した場合に「基本情報技術者試験」よりも難易度が低いと設定されているCompTIA A+ですが単純に簡単だとは言えません。

基本情報技術者試験は基本的なIT知識を問う試験である一方、CompTIA A+は実務経験を主に問う試験であるからです。

もちろんCompTIA A+も知識は必要ですが実際の問題には、例えばヘルプデスクがユーザーから実際に問い合わせされるような内容がそのまま問題となって出題されたりします。

さらに、試験にはパフォーマンステストといって実際に問題に従って設定をしていくという問題形式もあります。

そのため、座学だけではイメージがしづらく、実務の経験がないと答えにくい問題が多いので人によってはCompTIA A+の方が難しく感じると思います。

逆に実務を経験しているのであればCompTIA A+は比較的簡単な資格であると言えるでしょう。

CompTIA A+の勉強方法

CompTIA A+の教材について

僕はTAC出版のテキスト(901/902対応)とTACのWeb模擬試験(1001/1002対応)を使って勉強を行いました。

しかしながら、2020年4月現在CompTIA A+の1001/1002対応テキストはCompTIA公式のものしかありません。

さらに、TACが問題集の発売は予定していないと公式にA+のページに記載しています。(2020年11月追記)

901/902対応のTAC出版のテキストは販売が終了してしまったので現状TAC出版のテキストを入手することができない状態です。

Amazonなどで中古で販売されていますが供給がないためかなり高額になってしまっています。

CompTIAで買えるテキストは公式のテキストなので内容は網羅されているとは思いますが、金額が非常に高いのがネックですね。

テキスト2冊で2万、試験も合わせると8万ぐらいになってしまいます。

現状のテキストが公式のものしかないので仕方ありませんが、ある程度の知識があればTACの模擬試験だけでも合格水準に達することができると思います。

先に模擬試験をやってみて知らないことがほとんどのような状況であれば、公式テキストを買ってもいいかもしれません。

ぎーすえ

1001/1002のテキストが出るまでは受けにくいテストになってしまっていますね。

CompTIA A+に合格した勉強方法

教材の関係で参考にならない部分もあるかもしれませんが、僕の合格までの勉強方法を載せておきます。

勉強時間は平日30分、土日1時間で全部で20時間ほどCompTIA A+の勉強をしました。

内容はテキストの読み込みと知らなかった内容の深堀で12時間、TACの模擬試験を利用した学習で8時間です。

テキストの読み込みは知っている知識も多かったので、知っているとこは確認程度の流し読みで、知らない分からない部分を重点的に読み込みました。

知っていて役に立った分野

  • 基本情報、応用情報→ネットワーク、セキュリティ
  • ITILファンデーション→運用手順
  • 自作PCの知識→ハードウェア
  • 普段のPC(Windows10)→OS

インプットが終わったら後半はずっとTACの模擬試験を繰り返し解いてました。

スマホでもできたので隙間時間にひたすらやって、収録問題は全て答えと理由が分かるにしておきました。

ぎーすえ

もちろん基礎的なインプットが大事ですが、模擬試験を暗記してしまうほどしっかりとやりこむのがポイントだと思います。

CompTIA A+の現状での勉強方法

確実に合格を目指すのであればTACの「A+ 資料通信コース」がおすすめです。

公式の日本語テキスト(電子書籍)+模擬試験なので試験範囲を全て網羅して効率よく学習を進めることができます。

しかし、資料通信コースでは合計95,200円と高額ですので、費用を少しでも抑えたい方はTACの「A+ Web模擬試験・バウチャーチケット付属」だと合計61,200円に抑えることができます。

TACの模擬試験は確実に合格するには必須レベルのものとなっています。

>>TACのCompTIA A+はコチラ

TACの模擬試験は本番の試験とほぼ同様の内容となっているので、ある程度知識があれば模擬試験を繰り返し解いているだけで合格することもできるでしょう。

ただし、CompTIA A+の試験が日本語訳のため独特な言い回しになっていることも多いです。(試験中に試験問題の英語の原文を見ることができます。)

また、模擬試験とは内容的に同じでも別のポイントを問われたりすることもるため、丸暗記だけで臨むのはリスクがあります。

模擬試験だけを選んだ方は、別で試験範囲を学ぶためのテキストを用意するか、模擬試験で出てくる問題を調べながら確実に理解していくとよいでしょう。

CompTIA A+のおすすめの勉強方法まとめ

  • STEP1
    基礎知識
    まずは、テキストなどを使って試験範囲の知識を学習します。(模擬試験のみの人は飛ばすのもあり)
  • STEP2
    模擬試験
    試験範囲の知識を覚えたら一通り模擬試験を解いてみます。
  • STEP3
    復習
    一通り模擬試験を解いていく中で分からない単語や間違えた問題を調べて復習します。
    実際に機器を使って設定できたりすることであればやってみると知識の定着が高まります。
  • STEP4
    模擬試験
    あとはひたすら模擬試験を解いて、間違えた問題を復習するというサイクルを繰り返します。
  • STEP5
    試験直前
    すべての問題に正解でき、選択肢の単語も分からないものがないという状態にできていることが理想です。

CompTIA A+試験の問題構成

参考として僕が受験した際の問題構成について触れておきます。

220-1001試験

全80問(内パフォーマンステスト2問)

問題構成:TACの模擬試験とほぼ同一の問題が3割、TACの模擬試験と同じ内容だが言い回しが異なる問題が3割、TACと問題背景は同じだが解答が異なる問題3割、TACの模擬試験にない問題1割ぐらいの体感でした。

パフォーマンステスト:TACとほぼ同様の内容でしたが、実際に自分で設定画面を問題に沿って設定していくので少し戸惑うかもしれません。

220-1002試験

全82問(内パフォーマンステスト1問)

問題構成、パフォーマンステスト:内容が1002になっただけで1001とほぼ同様の構成です。

CompTIA A+は業務基盤の入門的な資格

CompTIA A+は業務基盤となる知識を身につけられる、世界に認められた資格です。

技術者としてIT技術の運用の基礎を遂行できる証明となります。

そして先のSecurity+などを目指すためにもぜひとも取っておきたい資格でもあります。

僕自身、ハード面にはあまり強くなかったのでいい勉強にもなりました。

受験料がやや高いのがデメリットだと思いますが、それなりの効果はありますので資格取得を目指してみるといいと思います。

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