MS-101: Microsoft 365 Mobility and Securityの難易度や試験対策を解説

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  • MS-101ってどんな試験?
  • MS-101の難易度は?
  • MS-101の勉強方法は?

Microsoft 365 の評価、計画、移行、デプロイ、管理に関する内容が出題されるMS-101を受験しました。

試験勉強期間は2週間ほどで土日に3時間、試験直前は毎日1時間ほど勉強をして、2023年3月に合格点が700点のところ766点で無事に合格することができました!

セキュリティやデバイス管理の部分は実際の業務で関わったこともあるのですが、コンプライアンス部分は関わる機会がなく、ラーニングパスでの勉強が必須でした。

ぎーすえ

MS-100と101で取得できるEnterprise Administrator Expertは社内SEや情シスの業務に就かれている方がM365を扱っていく上で知っておいた方がいい知識でありオススメの資格です!

この記事を読めばMS-101: Microsoft 365 Mobility and Securityに関するイメージがより鮮明になりますよ!

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2023 年 7 月 31 日にMS-100: Microsoft 365 Identity and Services およびMS-101: Microsoft 365 Mobility and Security は廃止されます。 代替試験である試験 MS-102: Microsoft 365 管理者は、2023 年 5 月に利用可能になるので注意してください。

2023 年 5 月に、Microsoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expert 認定資格の名前が Microsoft 365 Certified: Administrator Expert に変更されます。

目次

MS-101 試験の概要と難易度

Microsoft 365 エンドポイント、セキュリティ、コンプライアンスに関する専門知識を持つ IT プロフェッショナルの方に適した資格で、Microsoft 365 のテナントレベルの計画、実装、クラウドとハイブリッドのエンタープライズ環境の管理などの知識が問われます。

Microsoft 365 Certified: Enterprise Administrator ExpertはMS-100とMS-101の試験の合格で取得ができ、エキスパート(上級)の資格です。実務経験はなかったとしても公式の資料などを読み込めば合格することは可能ですが、Microsoft 365を企業として扱っていくための幅広い知識が問われるためしっかりと知識を獲得する必要があります。

普段からMicrosoft 365の管理を業務で扱っていれば学習の難易度は少し下がりますが、座学だけの場合は理解ができるまでしっかりと勉強する必要があります。

MS-101の試験情報

試験名MS-101: Microsoft 365 Mobility and Security
試験時間‎‎140‎ 分‎(試験がラボを含んでいない場合は120分)
合格点700点以上
試験範囲・デバイス サービスを計画して実装する (35 – 40%)
・Microsoft 365 Defender を使用してセキュリティと脅威を管理する (25 – 30%)
・Microsoft 365 のコンプライアンスを管理する (30 – 35%)

認定資格には前提条件とMS-100とMS-100の合格が必要

Microsoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expert の認定を受けるには、次の試験の中から少なくとも1つの認定資格が必要です。

  • Microsoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイト(MD-100とMD-101)
  • Microsoft 365 Certified: Security Administrator Associate(MS-500)
  • Microsoft 365 認定:Messaging Administrator Associate(MS-203)
  • Microsoft 365 Certified: Teams Administrator Associate(MS-700)
  • Microsoft Certified: Identity and Access Administrator Associate(SC-300)

基本的には、自身が従事されている業務に近い前提条件の認定資格を取得するのが良いと思いますが、業務経験がない場合はMS-500やSC-300辺りが無難だと思います。

その上で、MS-100とMS-101の合格が必要でしたが、今後はMS-102を合格することで認定資格を取得できるようです。

ぎーすえ

試験を2つ受けるのも大変でしたが、範囲が広いので試験が1つになると難易度も少し上がりそうで大変な気もしますね。

MS-101の試験対策

オススメのMS-101の勉強の流れ

STEP
MS-101のラーニングパスで知識の獲得

業務経験がない人、試験範囲の内容を確認したい人はMicrosoft Docs(ラーニングパス)での学習から始めるのがオススメです。業務経験がある人は飛ばして模擬問題集から始めてもいいと思います。

STEP
Udemyの模擬問題集を一通り解く

試験問題の問題文の雰囲気や試験内容を把握します。答えを確認して特に自分の知識が足りない部分を把握します。

STEP
MS-101のラーニングパスで知識の再確認

Microsoft Docsを使って模擬問題集の問題を意識して知識の確認をします。自分が苦手な分野は重点的に確認しましょう。

STEP
Udemyの模擬問題集を再度解く

知識の定着を目指しながら、わからない問題がなくなるまで模擬問題集を繰り返します。解答にひっかかる部分を感じたら都度Microsoft Docsで一番正しい情報を確認するのがオススメです。

MS-101のUdemy模擬問題集に取り組む

今回僕が使ったUdemyの模擬問題集

Microsoft DocsやMicrosoft公式の模擬試験を除くとUdemy iconの模擬問題集を解くことがかなり重要で試験範囲や内容を試験形式でしっかりと学ぶことができます。

MS-100と101では、模擬問題集を2つ使いました。

内容はほとんど同じような感じなので結果的には片方でもよかったかなと思いましたが、問題の解答が間違っている場合に同じ問題があれば比較でき、一応役には立ちました。

MS-101 Microsoft 365 Mobility and Security – Practice Testsは57問と50問の107問で解説もついていてよかったですが、まれに解答が間違った問題もありました。

また、1問の中に複数の問いが含まれている場合、選択肢がセットになっているので答えやすいですが解答の自由度ないので少し本番向きではないです。

Exam MS-101: Microsoft 365 Mobility and Securityは40問3つと39問の159問で問題数が多いのはいいですが、こちらは解説がついていないのでなぜ間違ったのかわからない場合もありました。

こちらは、1問の中に複数の問いが含まれている場合、バラバラに解凍するタイプなのでより本番に近い形で解答できます。

ぎーすえ

試験勉強をしているタイミングでは、翻訳の精度が下がったのか数字が入るとうまく翻訳されていなくて大変でした。(英語は問題なかったです)

≫その他のMS-101の問題集はこちら(Udemy)

MS-101のラーニングパスで勉強する

足りない知識や正確な知識はMicrosoft DocsのMS-101のラーニングパスなどを使って学んでいきましょう。

観点としてはセキュリティ、コンプライアンス、デバイス管理の3つですがそれぞれ内容がかなりボリュームがあるもので、量は非常に多くなっています。

単純に想定時間を合計すると27時間を超えていて、まともに全部やるとかなり時間がかかってしまいます。

試験範囲が広い分細かい部分までは問われない傾向があるのでそれなりに取捨選択してもいいかもしれません。(自分の場合はコンプライアンスの細かい部分は少し飛ばしました)

模擬試験をふまえて緩急をつけてラーニングパスを進めることで効率よく学習を進めることができます。

MS-101の試験の感想とまとめ

MS-101の試験の感想

概ねラーニングパスや模擬試験の範囲通りで、そこまで難しい問題も出なかった印象です。

デバイス管理だけでなくデータ損失防止(DLP)などセキュリティの方の観点でもWindows,macOS,iOS,Androidそれぞれの対応や扱いが問われるのでしっかりと整理する必要があります。

あとは、どのロールでカバーできるか、どのポータルで操作できるかといった情報の整理も必須ですね。

とにかく範囲が広いので重要な部分を抑えつつ効率よく学習を進める必要がある試験だと感じました。

MS-101のまとめと今後の予定

MS-101: Microsoft 365 Mobility and Securityの試験対策や勉強方法を解説しました。

ひとまず取りたかった資格は一通り取れたので、少し落ち着いたら開発やセキュリティの上級資格を狙ってみようかと考えています。

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