- MD-101ってどんな試験?
- MD-101の難易度は?
- MD-101の勉強方法は?
Windows クライアントの展開や更新などの管理に関する内容が出題されるMD-101を受験しました。
試験勉強期間は2週間ほどで毎日1〜3時間ほど勉強をして、2023年1月末に合格点が700点のところ767点で無事に合格することができました!
業務で扱っている知識に近い分野でしたが特にIntuneに関して深く知識が問われて、Intuneを使った業務は経験できていないためラーニングパスでの勉強が必須でした。

最新のデスクトップの管理は社内SEや情シス、ヘルプデスクなどの業務に就かれている方はこれから使っていくことになる可能性が高いのでオススメです!
この記事を読めばMD-101:Windows クライアントに関するイメージがより鮮明になりますよ!
MD-100とMD-101の両方に合格することでモダンデスクトップ管理者アソシエイトとして認定されます
2023 年 7 月 31 日にMD-101: Managing Modern Desktops は廃止されます。 代替試験である試験 MD-102: エンドポイント管理者は、2023 年 5 月に利用可能になるので注意してください。
2023 年 5 月に、Microsoft 365 Certified: Modern Desktop Administrator Associate 認定資格の名前が Microsoft 365 Certified: Endpoint Administrator Associate に変更されます。
MD-101 試験の概要と難易度


ドメイン インフラストラクチャ内での Windows クライアントのインストール、構成、保守に関する専門知識を持つ IT プロフェッショナルの方に適した資格で、デバイス管理、クライアント コンピューターのネットワーク、ポリシーベースの管理、クラウドベースのソリューションなどの知識が問われます。
Microsoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトはMD-100とMD-101の試験の合格で取得ができ、アソシエイト(中級)の資格です。実務経験はなかったとしても公式の資料などを読み込めば合格することは可能ですが、今後のWindows クライアントの管理の主流になっていくIntuneに関する詳細な知識なども問われるためしっかりと知識を獲得する必要があります。
普段からWindowsのクライアントの管理を業務で扱っていれば学習の難易度は少し下がりますが、座学だけの場合は理解ができるまでしっかりと勉強する必要があります。
MD-101の試験情報
試験名 | MD-101:最新のデスクトップの管理 |
試験時間 | 140 分(試験がラボを含んでいない場合は120分) |
合格点 | 700点以上 |
試験範囲 | ・Windows クライアントの展開 (25 – 30%) ・ID とアクセスを管理する (10 – 15 %) ・コンプライアンス ポリシーと構成プロファイルの管理 (10 – 15%) ・デバイスの管理、保守、保護 (25 – 30%) ・アプリの管理 (10-15%) |
認定資格にはMD-100とMD-101の合格が必要
認定資格のMicrosoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトには試験を受けるための前提条件はありませんが、認定資格を取得するためにはMD-100とMD-101の両方に合格する必要があります。
また、MS-100とMS-101の合格で取得できるMicrosoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expertの前提条件としてMicrosoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトが使えます。モダン デスクトップ管理者アソシエイトは2つの試験を合格しないと取得できないため、5つの前提条件の中からわざわざ選ぶ必要はないですが、Windowsクライアントの管理の業務をしている方は選択肢に入ると思います。



Windowsクライアントを業務で扱っているためそこまで苦ではありませんでしたが、それでも試験を2つ受けないといけないのは大変でした。
MD-101の試験対策


オススメのMD-101の勉強の流れ
業務経験がない人、試験範囲の内容を確認したい人はMicrosoft Docs(ラーニングパス)での学習から始めるのがオススメです。業務経験がある人は飛ばして模擬問題集から始めてもいいと思います。
試験問題の問題文の雰囲気や試験内容を把握します。答えを確認して特に自分の知識が足りない部分を把握します。
Microsoft Docsを使って模擬問題集の問題を意識して知識の確認をします。自分が苦手な分野は重点的に確認しましょう。
知識の定着を目指しながら、わからない問題がなくなるまで模擬問題集を繰り返します。解答にひっかかる部分を感じたら都度Microsoft Docsで一番正しい情報を確認するのがオススメです。
MD-101のUdemy模擬問題集に取り組む
今回僕が使ったUdemyの模擬問題集
Microsoft DocsやMicrosoft公式の模擬試験を除くとUdemy
MD-101はAZ-104やAZ-305なんかに比べるとそこまでメジャーな資格ではないためか、レビューの多い実績のある問題集が少なくあまり選択肢は多くない状況です。
今回選んだ問題集は116問が2パートに分かれていて内容自体は合格するのにかなり役立ちました。
ただ、問題の時点で誤字なども目立ち万人にオススメできるわけではないと感じました。
とはいえ、この他に模擬試験だけでいい感じのものもないと思うので、ある程度誤字があっても許容できてなんとなく意図を汲み取れる方なら問題ないと思います。
解答の解説は簡潔なものや解説がない問題もありますが、基本的には解説があって参考のMicrosoft Docsのリンクを載せてくれているものもあります。
自分で問題集を選ぶ場合は、その問題集がアップデートされた日付やレビューの内容、合格したというレビューが比較的新しいものかなどで選ぶといいと思います。



英語の翻訳が正しくできるか不安でしたが少し間違っているところはあっても日本語としては読めるレベルで特に問題はありませんでした。Udemyはセールが頻繁に行われているので安くなっている時に買っておくといいですよ!
MD-101のラーニングパスで勉強する
足りない知識や正確な知識はMicrosoft DocsのMD-101のラーニングパスなどを使って学んでいきましょう。
Windowsクライアントほどではないですがデスクトップの管理も範囲が広く、量は比較的多いです。
単純に想定時間を合計すると11時間程度ですが隅々まで覚える必要はないと思います。
先に確認した模擬試験をふまえて必要な部分を取捨選択できると効率よく学習を進めることができます。
MD-101の試験の感想とまとめ


MD-101の試験の感想
Intuneや展開としてのAutopilotの問題がかなり出るので、ある程度Intuneを実際に触ったりしていないと難しく感じると思います。
日本の規模が大きい企業だとIntuneを使っているだけでも先進的だと思いますし、ましてやAutopilotを実際に使っているのは稀なケースだと思います。
これから必要になる技術ですが、まだ業務で一般的になっていない技術といのがジレンマな気がします。
Windowsクライアントと違ってWindows10以降はWindows11でも同じ管理でいけるパータンが多いのでWindows11への変化はそこまで意識しなくても良さそうでした。
それよりかはWindows10までどうアップデートするかという話の方が重要なトピックとなっている印象です。
エンドポイントの管理に関してもIntuneファミリーとして製品群が再編成されたりと刻々と変化しているので最新の情報のキャッチアップは常に心がけていかないといけないでうすね。
MD-101のまとめと今後の予定
MD-101:Windows クライアントの試験対策や勉強方法を解説しました。
次は、MD-100と101に合格してMicrosoft 365 Certified: Modern Desktop Administrator Associateの認定資格の取得ができたので次はMS-100と101の合格で取得できるMicrosoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expertを目指します!