MD-100:Windows クライアントの難易度や試験対策を解説

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  • MD-100ってどんな試験?
  • MD-100の難易度は?
  • MD-100の勉強方法は?

僕が主の業務としているMicrosoft Windows クライアント管理の中級資格であるMD-100を受験しました。

試験勉強は年末から年明けの1週間毎日2〜3時間ほど勉強をして、2023年1月に合格点が700点のところ796点で無事に合格することができました!

業務で扱っている知識だったので他のMicrosoftの資格に比べて比較的高得点で合格できましたが、やはりラーニングパスなどでの勉強は必要でした。

ぎーすえ

Windowsクライアントは社内SEや情シス、ヘルプデスクなどの業務に就かれている方は把握しておいた方がいい内容だと思います。

この記事を読めばMD-100:Windows クライアントに関するイメージがより鮮明になりますよ!

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2023 年 5 月に、Microsoft 365 Certified: Modern Desktop Administrator Associate 認定資格の名前が Microsoft 365 Certified: Endpoint Administrator Associate に変更されます。 

目次

MD-100 試験の概要と難易度

Microsoft Entra 環境の一部である Microsoft Azure Active Directory (Azure AD) で Windows クライアントを管理する人に適した資格で、デバイス管理、クライアント コンピューターのネットワーク、ポリシーベースの管理、クラウドベースのソリューションなどの知識が問われます。

Microsoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトはMD-100とMD-101の試験の合格で取得ができ、アソシエイト(中級)の資格です。実務経験はなかったとしても公式の資料などを読み込めば合格することは可能ですが、Windowsクライアントを管理している際に使用するようなコマンドなども問われますのでかなり広範な内容を学習する必要があります。

普段からWindowsのクライアントの管理を業務で扱っていれば学習の難易度は少し下がりますが、座学だけの場合は理解ができるまでしっかりと勉強する必要があります。

MD-100の試験情報

試験名試験 MD-100:Windows クライアント
試験時間‎‎140‎ 分‎(試験がラボを含んでいない場合は120分)
合格点700点以上
試験範囲・Windows のインストールと構成 (20 – 25%)
・接続とストレージの構成と管理 (15 – 20%)
・Windows の保守 (30 – 35%)
・デバイスとデータの保護 (25 – 30%)

認定資格にはMD-100とMD-101の合格が必要

認定資格のMicrosoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトには試験を受けるための前提条件はありませんが、認定資格を取得するためにはMD-100とMD-101の両方に合格する必要があります。

また、MS-100とMS-101の合格で取得できるMicrosoft 365 Certified: Enterprise Administrator Expertの前提条件としてMicrosoft 365 認定: モダン デスクトップ管理者アソシエイトが使えます。モダン デスクトップ管理者アソシエイトは2つの試験を合格しないと取得できないため、5つの前提条件の中からわざわざ選ぶ必要はないですが、Windowsクライアントの管理の業務をしている方は選択肢に入ると思います。

ぎーすえ

Windowsクライアントを業務で扱っているためそこまで苦ではありませんでしたが、それでも試験を2つ受けないといけないのは大変でした。

MD-100の試験対策

オススメのMD-100の勉強の流れ

STEP
MD-100のラーニングパスで知識の獲得

業務経験がない人、試験範囲の内容を確認したい人はMicrosoft Docs(ラーニングパス)での学習から始めるのがオススメです。業務経験がある人は飛ばして模擬問題集から始めてもいいと思います。

STEP
Udemyの模擬問題集を一通り解く

試験問題の問題文の雰囲気や試験内容を把握します。答えを確認して特に自分の知識が足りない部分を把握します。

STEP
MD-100のラーニングパスで知識の再確認

Microsoft Docsを使って模擬問題集の問題を意識して知識の確認をします。自分が苦手な分野は重点的に確認しましょう。

STEP
Udemyの模擬問題集を再度解く

知識の定着を目指しながら、わからない問題がなくなるまで模擬問題集を繰り返します。解答にひっかかる部分を感じたら都度Microsoft Docsで一番正しい情報を確認するのがオススメです。

MD-100のUdemy模擬問題集に取り組む

今回僕が使ったUdemyの模擬問題集

Udemyで受けられるMD-100の模擬試験

Microsoft DocsやMicrosoft公式の模擬試験を除くとUdemy iconの模擬問題集を解くことがかなり重要で試験範囲や内容を試験形式でしっかりと学ぶことができます。

MD-100はAZ-104やAZ-305なんかに比べるとそこまでメジャーな資格ではないためか、問題集自体あまり選択肢がない状態でした。

今回選んだ問題集は100問程度が3パートに分かれていて内容自体は合格するのにかなり役立ちました。

ただ、問題の時点で誤字なども目立ち万人にオススメできるわけではないと感じました。

とはいえ、この他に模擬試験だけでいい感じのものもないと思うので、ある程度誤字があっても許容できてなんとなく意図を汲み取れる方なら問題ないと思います。

解答の解説は簡潔なものや解説がない問題もありますが、基本的には解説があって参考のMicrosoft Docsのリンクを載せてくれているものもあります。

自分で問題集を選ぶ場合は、その問題集がアップデートされた日付やレビューの内容、合格したというレビューが比較的新しいものかなどで選ぶといいと思います。

ぎーすえ

英語の翻訳が正しくできるか不安でしたが特に問題はありませんでした。Udemyはセールが頻繁に行われているので安くなっている時に買っておくといいですよ!

≫その他のMD-100の問題集はこちら(Udemy)

MD-100のラーニングパスで勉強する

足りない知識や正確な知識はMicrosoft DocsのMD-100のラーニングパスなどを使って学んでいきましょう。

Windowsクライアントは範囲が広いのでそれぞれの難易度はそこまで高くないですが、量がとにかく多いです。

単純に想定時間を合計すると17時間程度ですが隅々まで覚える必要はないと思います。

先に確認した模擬試験をふまえて必要な部分を取捨選択できると効率よく学習を進めることができます。

MD-100の試験の感想とまとめ

MD-100の試験の感想

全体的にそこまで深掘りをされるような問題がなく、知識として解答できることが多いので試験時間は比較的余裕があると思います。

MD-100はコマンドを使った内容がそれなりにあり試験でも問われる部分で、オプションも含めて覚えないといけないパターンもあり個人的には難しいと思いました。

サポート期間の話なんかも出てきますがおそらく試験更新時の最新で割と新しい情報ではありますが、試験受験時の最新情報に比べると古くなっていてすこし戸惑う部分もありました。

あとは、僕が試験を受けた段階ではWindows10が主流でWIndows11はまだメジャーにはなっていなかったのでそこがいつ変わってくるかは注意が必要だと感じました。

Windows11でインパクトのある変更はWindows10になった時に比べるとだいぶ少ないと思いますが、逆に細かい部分で変わったりする場合が厄介ですね。

MD-100のまとめと今後の予定

MD-100:Windows クライアントの試験対策や勉強方法を解説しました。

次は、MD-101を受けてMicrosoft 365 Certified: Modern Desktop Administrator Associateの認定資格の取得を目指します!

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