AZ-305:Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計の難易度や試験対策を解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • AZ-305ってどんな試験?
  • AZ-305の難易度は?
  • AZ-305の勉強方法は?

僕はAzureの管理者やインフラ設計を中心に学んでいて今回インフラ設計の上級資格であるAZ-305を受験しました。

試験は2週間かけて勉強をして、2022年5月に合格点が700点のところ753点でなんとか合格することができました!

AZ-900やAZ-104などを先に学んでおいたおかげで予備知識が多少あったので、想定していた勉強期間より短く合格することができました。

ぎーすえ

2度目で合格するつもりで試験を受けに行ったらぎりぎり1回目で合格することができました!

この記事を読めばAZ-305:Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計に関するイメージがより鮮明になりますよ!

あわせて読みたい

初めてのAzure試験ならまずはAZ-900の試験から

≫AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals最短合格への試験対策を解説

AZ-104は認定資格を取得するための前提条件の試験です

≫AZ-104:Microsoft Azure Administratorの試験対策と勉強方法を解説

目次

AZ-305 試験の概要と難易度

AZ-305はAZ-303とAZ-304が統合され2022年5月からリリースされた新しい資格です。

Azureの設計に関する業務を行う人やソリューションアーキテクトを目指す人に適した資格で、Azureでのネットワーキング、仮想化、ID、セキュリティ、ビジネス継続性、ディザスター リカバリー、データ プラットフォーム、ガバナンスを含む IT 操作などの知識を問われます。

AZ-305の試験難易度としては上級に位置付けられており実務経験はなかったとしても公式の資料などを読み込めば合格することは可能ですが、視野を広くして操作による設定の影響などを考慮して答えていかなければならないので難しい試験となっています。

普段からAzureを業務で扱っていれば難易度は少し下がると思いますが、座学だけの場合は理解ができるまでしっかりと勉強する必要があります。

AZ-305の試験情報

試験名試験 AZ-305:Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計(公式ページ)
試験時間‎120‎分‎
問題数60問程度
合格点700点以上
試験範囲・ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する (25-30%)
・データ ストレージ ソリューションを設計する (25-30%)
・ビジネス継続性ソリューションを設計する (10-15%)
・インフラストラクチャ ソリューションを設計する (25-30%)

AZ-305を受ける前にAZ-104の取得が必須

Microsoft 認定: Azure Solutions Architect Expertの認定を受けるためには、前提条件としてMicrosoft 認定:Azure Administrator Associateの認定、つまりAZ-104の試験の合格が必要です。

AZ-104はAzureの管理者の資格でAZ-305と内容的に被っている部分も多い資格です。AZ-305を目指しているのであれば、AZ-104を受けてそのままの流れでAZ-305の試験を受けるのが効率が良くオススメですね。

僕はAZ-104の受験から1年近く経ってしまっていてAZ-104の内容を思い出すのに苦労したので、AZ-305の合格を見据えて計画的に勉強と試験をスケジューリングするのも大事だと感じました。

ぎーすえ

直近ではAZ-500の試験を受けていたので、ID周りぐらいしか内容は被っていませんでしたがAzureの知識は多少思い出せていました。

AZ-305の試験対策

オススメのAZ-305の勉強の流れ

STEP
Udemyの模擬問題集を一通り解く

試験問題の問題文の雰囲気や試験内容、自分の知識が足りない部分を把握する。

STEP
AZ-305のラーニングパスで知識の確認

Microsoft Docsを使って模擬問題集の問題を意識して知識の確認をする。

STEP
Udemyの模擬問題集を再度解く

知識の定着を目指しながら、分からない部分は随時Microsoft Docsで確認する。

AZ-305のUdemy模擬問題集に取り組む

今回僕が使ったUdemyの模擬問題集

Udemyで受けられるAZ-305の模擬試験

Microsoft Docsを除くとUdemy iconの模擬問題集を解くことが唯一の勉強方法と言っていいほど重要で試験範囲や内容をしっかりと学ぶことができます。(2022年6月現在)

今回この問題集を選んだのは問題数の多さが決め手でした。6回分で300問以上あるので試験対策としては十分な量です。

残念ながら日本語での教材は出ていませんので英語のものを買うしかないのですが、Chromeの翻訳機能でもちゃんと理解できるレベルの日本語に自動で訳してくれたので問題ないと思います。

ただし、こちらの問題集だと強調されている部分(問題文の一部など)や図の中の英語は翻訳されないので英語のままニュアンスを理解できるとスムーズに進められるかと思います。(どうしても分からない場合はコピーや手打ちで別の翻訳に書ければ大丈夫かと思います)

僕自身この模擬試験を使って合格することができたので合格するのに十分なレベルや内容の模擬問題集だと思いました。

簡単な解答の解説や間違った選択肢の用途などがあり理解するのに役立ちました。さらに詳しく問題の内容について知りたければMicrosoft Docsのリンクも載せてくれているので便利です。

自分で問題集を選ぶ場合は、その問題集がアップデートされた日付やレビューの内容、合格したというレビューが比較的新しいものかなどで選ぶといいと思います。

ぎーすえ

英語の翻訳が正しくできるか不安でしたが特に問題はありませんでした。Udemyはセールが頻繁に行われているので安くなっている時に買っておくといいですよ!

模擬試験だけではなく講義の形で勉強したい方は下記のようなコースもあります。(英語での講義です)

Udemyで受けられるAZ-305のコース

≫その他のAZ-305の問題集はこちら(Udemy) icon

AZ-305のラーニングパスで勉強する

足りない知識や正確な知識はMicrosoft DocsのAZ-305のラーニングパスなどを使って学んでいきましょう。

単純に想定時間を合計すると20時間を超えますが隅々まで覚える必要はないと思います。

先に確認した模擬試験をふまえて必要な部分を取捨選択できると効率よく学習を進めることができます。

AZ-305の実際の試験はどんな感じか

AZ-104や模擬試験を受けていると思うので問題形式は同じで特別に対策する必要はありません。

気をつけたいのはケーススタディと要件を満たしているかどうかを答える後戻りができない問題ですね。

また、Udemy iconでは4択(2択)形式でしか問題を出せないので、実際の試験だと答え方が異なる場合もあるのは注意が必要です。

試験時間は通常形式の問題をスムーズに進められるなら比較的余裕はあると思います。

その場で考えて答えを出す必要があるのはケーススタディぐらいだと思うので、ケーススタディに時間をどのぐらい割くかは時間配分をしたほうがいいと思います。

AZ-305 試験でAzureのインフラ設計についての知識を獲得しよう!

AZ-305:Microsoft Azure Infrastructure Solutions の設計の試験対策や勉強方法を解説しました。

Azureのインフラ設計はAzureを使っていく上で欠かせない視点ですので、ぜひ上級資格の取得を目指して勉強していきましょう!

ぎーすえ

試験が統合されたようにインフラはAzureでも重要な技術でアップデートも比較的早い分野だと思いますが、一度知識を身につけられれば応用で対応していけると思うのでしっかりと知識を身につけておきたいですね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次