本の紹介

分かりやすくて読みやすい文章に整える「推敲」について学べる【文章を整える技術】

今回紹介する本:「文章を整える技術」(著者:下良果林)

「文章を整える技術」の紹介

一言感想

ぎーすえ

普段ないがしろにしがちな「推敲」の意味や目的、テクニックがとても分かりやすく解説されている本です。

推敲は文章を整えること

普段文章を書く身として見直しは行っていたつもりでした。

しかし、どのような観点で文章を正しく「推敲」すればいいかとまでは考えていなかったといわざるを得ません。

本書は具体例を用いながら、推敲が必要な理由や推敲のテクニックについて分かりやすくまとめられています。

推敲と聞くと難しそうなイメージですが、実際には読者が読みやすくなるように文章を整えるということです。

相手を思って読みやすい文章に直すためのヒントがたくさんあるので、推敲をあまり意識してこなかった人にぜひ読んでみてほしい本です。

分かりやすくて読みやすい文章が書けるようになる

こんな人におすすめ!
  • 自分の書いた文章を見直すと「うわっ」と思ってしまう人
  • 他人に文章が読みにくいといわれたことのある人
  • 読みやすい文章の直し方を知りたい人

本書は具体例も豊富でさらっと読めてしまうので、パッと推敲に必要なことを確認したいというような使い方もできます。

この本を読めば、以前よりも相手にとって分かりやすく読みやすい文章が書けるようになります。

仕事でも文章を書く機会というものは多いと思うので、分かりやすい文章が書けるようになれば上司にミスを指摘されることも減って仕事の生産性の向上にもつながりますね。

「文章を整える技術」の3つの学び

以下は、僕が本書で学んだ3つのことのメモです。

 接続詞とは「ここで話を補足しますよ」「ここで話が変わりますよ」「前の内容とは逆の内容を、以下に示しますよ」という書き手の意図を明確にするものである、といえます。
 さらに言えば、そのように書き手の意図をアピールしなくても意味が通じるのなら、敢えて入れる必要はないものであるということが、おわかりいただけるのではないでしょうか。
 本当に入れる必要がある接続詞なのか、書き終えたあとに見直す作業が重要です。 

接続詞は文章を分かりやすくするために必要なものだと思っていました。

しかし、適切に使われていないとかえって誤解を生んだり、読み手が読みにくくなるということを初めて意識しました。

接続詞が出てくる際には必ず一度この接続詞は正しいか?必要か?と考えていきたいと思います。

村上氏は、一旦書き上げた原稿をしまい込み「そんなものがあることすら忘れて」しまうほど放置すると言います。
 書き上げてすぐの状況では、自分の文章を客観的に見直すことが難しいからです。

村上春樹さんのエッセイに書かれていた推敲のコツを紹介している場面です。

プロ中のプロである村上春樹さんのような方が文章を書くのと同じくらい推敲という作業を重視しているのです。

しかも、書いたことを忘れてしまうほどに放置してから見直すという徹底ぶり。

いかに文章を客観的に見て見直すことが難しくて重要かということが分かるエピソードなので、胸に刻んでおきたいと思います。

 敬体をメインに用いて丁寧な印象の文章に仕上げたい場合、例えば「だから、こうなのだ」と因果関係を主張したい文章には「⋯⋯なのです」とする。
 「⋯⋯でした」「⋯⋯ました」と過去形にできる部分は、そのように直す。

 文末を少し縮めてみる。このような文末のアレンジをあらかじめストックしておけば遂行時に役立ちます。

 文末アレンジを効果的に用い、よりリズミカルな文章に整えましょう。

僕も自分のブログを基本的に敬体で書いていますが、文末が「です」「ます」で単調になってしまうのはいつも悩みの種です。

これを最初に読んだ時には敬体だけでもここまでアレンジして、リズミカルな文章にできるのかということでした。

とくに文章の長さの調節や過去形をうまく使うといった観点はあまりなかったのでこれから意識していきたいと思った部分ですね。

おすすめの記事
本の紹介

【父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。】紹介と感想を述べてみる

2019年12月17日
豊かな人生への投資術
経済の本をいろいろ読むけど未だに経済とはどんなものか腑に落ちないぎーすえです。 どうせいつもみたいに名前負けして中身の薄い本だろうと思いなが …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です