ECCのAFP認定研修の提案書は丸写しで大丈夫?

ぎーすえ

AFP認定研修の提案書の課題はほとんど丸写しOKです。実際に合格できたので内容を紹介したいと思います!

ECCビジネススクールのAFP認定研修を修了するためには、提案書と添削問題の提出して60点以上であることが必要です。

課題と聞くと難しいように思いますが、ちゃんと勉強さえしていれば合格できるものなので安心してください。

この記事では、僕が実際にAFPの課題を提出して合格した体験をもとに提出課題について解説していきます。

提出課題で悩んでいる人や、これからECCのAFP認定研修を受けようと思っている人は必ず見ておいた方がいいと思います。

UDEMY(ユーデミー)
目次

AFP認定研修の提出課題の概要

修了要件

AFP認定研修の修了要件は次の通りです。

次の2点を提出し、採点結果がそれぞれ60点以上であること。

  1. 確認テスト(添削問題)解答用紙
  2. 提案書

提出期限

講座の受講期間は最長で1年間です。

この期間は日本FP協会の規定により定められているため延長することはできないようです。(標準学習期間3ヶ月程度)

そのため、1年以内には必ず課題を提出できるように計画しておきましょう。

講座を修了することにより2級受験資格とする場合

AFP認定研修を受けてFP2級の受験資格を得る場合には、受けようとする受験回の試験申込期間が始まるまでに課題を提出する必要があります。

課題は講座を全て見ていなくても別で進めることが可能なので、2級試験の受験資格にしたい人はしっかりと逆算して課題の提出を行うといいです。

一般教育訓練給付金を利用する場合

ECCのAFP認定研修で一般教育訓練給付金を利用する場合には、標準学習期間である3ヶ月以内に課題を提出して修了する必要があります。

給付金の申請は、修了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークで手続きをすれば大丈夫です。

ぎーすえ

AFP認定研修を終えて2級を受けるつもりの人や、一般教育訓練給付金を利用しようと考えている人はとにかく試験日から逆算して計画を立てることが重要です。
直前になって慌てなくてもいいように早めに申し込みをして学習を進めていきましょう!

AFP認定研修の確認テスト(添削課題)

確認テストは、マークシート形式でFP総論から5問、タックスプランニング/ライフプランニング・リタイアメントプランニング/リスクと保険/金融資産運用設計/不動産運用設計/相続・事業承継設計の6分野からそれぞれ10問の合計65問あります。

もちろん自力で解いてもいいのですが難易度はなかなか高いと思います。

僕も自力で解ける問題は解いて分からない問題は調べながら進めたのですが、それでも7問間違えてしまいました。

60点を出せないと再提出になってしまうので、しっかりと対策をして確実に合格を狙いに行きましょう。

時間的には2時間ほどあれば解答しきれるぐらいの分量だと思います。

AFP認定研修の提案書の作成

AFP認定研修の山場ともいえるのがこの提案書の作成です。

確認テストが軽く見えてしまうほどなかなか重い課題となっています。

とは言っても、決して難しいわけではなく時間をかけてきっちりとやれば問題なく終わるものなので頑張りましょう。

AFP認定研修の提案書作成の概要

ECCのAFP認定研修の提案書の作成とは、実際に紹介されているモデルケースを参考にして提案書を作成するというものです。

ぶっちゃけてしまえば、モデルケースをほぼ丸コピしたものを自分で作成するというものです。

ただ、完全な丸写しではさすがに合格するのは難しいようです。

自分なりの文言に変えてみたり、数字や施策を変えてみるといった工夫は必要です。

この提案書の大事なところは、実際のFPがどのような提案書を作成するかを自身が作成しながら学ぶということなので、ただ丸コピするのではなくしっかりと考えながら作成していくのが大事でしょう。

ぎーすえ

ベースの部分はしっかりとモデルケースを真似しながら、アレンジとして自分が学んだことを意見として組み入れるのが求められているのが提案書ですね。

提案書の作成方法

提案書は手書きでもパソコンで作成してもどちらでも問題ありません。

個人的には、手書きで分量が多いと大変だし、間違えた時に修正が難しいのでパソコンで作ってしまうほうがいいと思います。

モデルケースの中で省略していい部分は親切に教えてくれているので最低限でいい人は省略できるものはすべて省略すれば負担が少し減ります。

提案書の作成時間

厳密には計算していませんがざっくりでトータル10時間以上はかかったと思います。

内容を写すだけの部分がほとんどなので普段から書類を作成している方にとっては簡単かもしれませんが、僕のように書類作成に慣れていない人からしたら30ページ超えの資料を作成は内容が決まっていたとしてもなかなか骨が折れます。

しかも、中身を変更しようと思ったらそれだけ余分に時間もかかってくるのでまとまった時間が取れるように計画しておくことがおすすめです。

僕自身、試験日から逆算したら結構余裕がなくてかなり焦りながらやってしまいました。

内容的には3級を一通り勉強すれば問題ない範囲なので、2級を進めながらちょっとずつ進めていくのもいいかもしれません。

ぎーすえ

早めに分量がどのくらいか見積る作業だけでもしておくと後が楽になると思います。

提案書のモデルケースからの変更点

僕が作成した提案書では、モデルケースの現状分析までのところは全て内容は丸写しです。

問題点の解決の部分で、モデルケースとは異なる対策を自分なりに立ててみました。

モデルケースとは異なる対策をした部分

  • 保険の解約
  • 実施できていなかった希望を実施
  • 金融資産運用の改善

保険の解約

<モデルケース>
高額な終身保険 -> 安くて最低限の保険

<自分なりの対策>
高額な終身保険 -> 保険をすべて解約

モデルケースでは高額な終身保険から安くて最低限の保険だけに切り替える対策でしたが、僕から見ると安い保険も不要だと思ったので潔く保険をすべて解約する提案にしてしまいました!

ちょっとやりすぎかなとも思ったのですが、計算上保険なしでもやっていける計算結果だったのでおそらく大丈夫だったのだと思います。

実施できていなかった希望を実施

<モデルケース>
孫への教育資金の援助の具体的な提案はなし

<自分なりの対策>
孫への教育資金の援助を提案に組み込み

依頼者の希望の一つに孫への教育資金の援助をしたいというのがあったのですが、モデルケースでは資金の関係上実施は難しいとなっていました。

僕はどうせならこの希望も叶えて上げたいなと思い、援助込みで提案をすることにしました。

ただ、教育資金の援助込みで計算すると赤字が出てきてしまったので、他の対策でマイナス分の埋め合わせをする必要が出てきました。

金融資産運用の改善

<モデルケース>
金融資産を年1%で運用

<自分なりの対策>
金融資産を年3%で運用

ここまでの提案だと赤字になってしまっていたため、足りない分のお金は金融資産の運用で補うことを提案しました。

依頼者の金融資産は定年退職時にはかなりあるようだったので上手に運用できれば結構なお金が増えていくことになります。

現実的に言えば定年が視野に入っている段階で新しく金融資産のリスクをとるかと言われると難しいところなのですが、全体のキャッシュフローを正常な範囲にするにはリスクをとるしかありません。

金融資産を年3%で運用するという提案なのである程度のリスクをとれば不可能な数字でもないと判断しました。

老後30年後ぐらいに赤字になっていては提案としてはダメなのでなんとか金融資産の運用で計算をあわせることで提案書として完成です。

AFP認定研修の提案書まとめ

このようにして僕は提案書の大部分をモデルケースから写して、一部を自分なりに工夫して作成し提出したところ無事1発で合格することができました。

提案書に関してはフィードバックはなかったのでどのように評価されたかは分かりませんがちょっと攻めた提案でも現実から逸脱していなければ大丈夫なようです。

せっかく時間をかけて提案書を作るので、いろいろ数字を変えてみて自分なりに工夫して楽しみながら作ることを心がけました。

数字を変えるのはエクセルで式さえ作ってしまえばできるので、いろいろ試してみると自分の将来の参考にもなっていいですよ。

計算を間違えるのが嫌な人は数字を触らずに、まとめの部分などで自分なりの気持ちや思いを相手に伝えるように工夫するといいと思います。

AFP認定研修の提案書はまじめに取り組めば大丈夫

丸写しというとダメなことのように思いますが、AFP認定研修の提案書に関して言えば真剣に写して自分なりの+αを入れられれば問題ありません。

AFP認定研修の提案書で大事なこと
  • 計画的に進める
  • モデルケースに自分なりの工夫を加える
  • せっかく作るので自分に役立つように試してみる
ポイント!

結局のところ提案書の作成で大事なのは上記のようなところだと思います。

特に僕のように仕事には関係なく、自分の将来のために資格を取ろうと思っている人は、作業と思わず自分事として作ってみるとやる気も出ますよ!

ぎーすえ

AFP認定研修の課題への不安をなくして、楽しみながら進めていきましょう!

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