
パソコンでの作業はディスプレイ次第で作業効率がかなり変わります。
あなたはパソコン作業で十分な作業効率を出せていますか?
ノートパソコンやディスプレイが1枚のデスクトップPCでは十分な広さの作業環境が確保できず、特に比較や参考にしながら作業を進めるといったことが難しいです。
そう、パソコンはデュアルディスプレイなどで作業環境を広くすることで格段に作業効率が上がるんです!
しかし、デュアルディスプレイだと2枚もディスプレイを用意しないといけなくて様々な制約も出てきてハードルが高いですよね。
今回はそんなデュアルディスプレイの役割を一つで解決してしまう曲面ディスプレイを紹介したいと思います。
作業効率を出すにはディスプレイが重要


ノートパソコンは持ち運びもできて便利だし、場所もどこでも使えるような大きさなのがいい点ですが、がっつり作業したい時にノートパソコンの大きさでは、作業効率が落ちたり疲れやすかったりします。
デスクトップのパソコンを使っていても、小さいディスプレイ1つではノートパソコンと大差ないかと思います。
デュアルディスプレイを使ったことがある人はわかると思いますが、画面が2つになるだけで1.5倍ぐらいは作業効率が上がります!
例えば、コーディングをしているときに使い方などを調べたい時があると思いますが、そのときにいちいち最小化などで表示を切り替えるのってめちゃくちゃ面倒で非効率なんですよ。
画面を切り替えるという余分な動作に加えて、視線も動かさないといけないので作業量に対して疲れが増す原因となります。
画面を切り替えるのではなく並べて表示しておけば目線の移動だけで調べながら作業ができるし、比較なんかもとても分かりやすくできますよね。
曲面ディスプレイならデュアルディスプレイが不要
デュアルディスプレイはたしかにおすすめなのですが、あまりディスプレイを買ったことのない人にとってはいきなり2枚のディスプレイを買うってハードルが高いですよね。
しかも、場所もとるしケーブルは2倍になるし置く場所を選べない人だと置けないってこともありますよね。
僕自身も2枚のディスプレイをどこに置くか悩んでいたのですが、2枚のディスプレイでなくても同じぐらいの画面サイズを確保すればいいと思いいたり見つけたのが「曲面ディスプレイ」です。


これが僕が実際に購入して使っている曲面ディスプレイなのですが、こんな感じで画面がまっすぐじゃなくて湾曲しているディスプレイです。
曲面ディスプレイでは16:9ではなくて21:9のものが主流となっていて、一般的なディスプレイより横長になっていて視界に入る情報量が多くなります。
ディスプレイが湾曲していることで、画面の端でも目とディスプレイの距離が一定に保たれて映像への没入感が増すことから臨場感や迫力のある映像を見られるのも曲面ディスプレイの特徴です。
映画館のスクリーンも同じ原理でできていて、映画館のどこにいても見やすいように曲面ディスプレイも見やすくなっています。
おすすめの曲面ディスプレイ


僕が購入した曲面ディスプレイはmsiが出しているディスプレイで他のメーカーに比べてお値打ちな価格帯でした。
大きさは34インチとちょっと大きめですが曲面の良さを出すにはこのぐらい大きい方がいいと思います。
ただ、お値打ちな分スピーカーは内蔵していないので外部接続でスピーカーをつないで使っています。
お金に余裕があるならType-Cが使えてスピーカーも内蔵している曲面ディスプレイがおすすめですね。
コスパ重視ならLGのディスプレイがかなり安く手に入るので曲面ディスプレイ入門としては適していると思います。
曲面ディスプレイのエンジニアがおすすめするポイント


デュアルディスプレイと同等以上の使い心地
僕はデュアルディスプレイを曲面ディスプレイ一枚で再現できることが決め手で曲面ディスプレイを選びましたが、使用感から言うとこれは間違いなく正解でした。
ブラウザやエディタを二つ並べて作業することがほとんどなのですが、2分割画面でも十分な大きさを保って並べることができます。
曲面のおかげで端も問題なく見やすいし、デュアルディスプレイだとつなぎ目の部分が邪魔になると思いますが、曲面ディスプレイだと1枚のディスプレイなので中心に邪魔な部分はありません。
結果的にデュアルディスプレイより使いやすくて満足することができました。
ディスプレイ2枚よりもスマートに見える
ディスプレイを2枚置くとケーブルも増えますし、机の上のごちゃごちゃ感が増してしまいます。
大きいディスプレイが一枚どんと構えていれば、存在感もさることながら机の上がすっきりとしてカッコよくなります。
まだまだ曲面ディスプレイは伸びている段階の市場でそこまで一般的ではないので、曲面ディスプレイを置いておくだけでも注目を浴びることができたりもします。
曲面ディスプレイは映像の迫力がすごい
曲面ディスプレイはそもそも映像などの没入感に定評のあるディスプレイです。
ネットを使って動画を視聴する機会も増えていると思いますが、動画を全画面表示させたときは今までのディスプレイとは別世界の迫力ですよ。
パソコン用のモニターとして使う以外にも、映像用のモニターとしても十分すぎる性能を発揮してくれること間違いありません。
曲面ディスプレイのデメリット


曲面ディスプレイは見にくいのか
曲面ディスプレイで気になるのが普通のディスプレイとは違って見にくかったり、目が疲れたりしないのかということだと思います。
個人的な感想になりますが曲面ディスプレイだからと言って特別見にくかったり疲れることはありません。
会社ではデュアルディスプレイで仕事をしていますがむしろそっちの方が疲れやすい気がしています。
曲面かどうかよりも、ディスプレイに対して適切な高さや距離を保てているかどうかが重要だと思います。
曲面ディスプレイは置く場所が必要
良い点も多い曲面ディスプレイですが大きなデメリットとして置く場所の問題があります。
横長の画面になっているので、通常のディスプレイよりも置ける場所が限られてしまいます。
そんな置くとこ問題ですが僕のおすすめとしては壁の隅に合わせて置くことを提案します。


局面になっているので後ろの少し出っ張っているのですが、その部分を壁の隅の部分で吸収してあげれば無駄なスペースを減らして、こんな感じでかなり省スペースで置くことができますよ。
曲面ディスプレイは高い
最近は選ばなければディスプレイはかなり安くなってきましたが、曲面ディスプレイはまだまだ伸びている段階でそこまで値段は落ちていません。
曲面ディスプレイの加工が難しい分どうしても普通のディスプレイよりも高くなってしまいます。
しかし、2枚のディスプレイを買ったと思えばちょっと高いかなぐらい金額で買うことができます。
とはいえ金額以上に手に入れられる価値が大きいと思っているので、特に映像をよく見る人には多少高くてもおすすめしたいですね。
まとめ
作業効率を上げるデュアルディスプレイの代わりとなる曲面ディスプレイの紹介をしました。
ノートパソコンのちっちゃい画面で疲れたなと思っているのなら、曲面ディスプレイを使って広々とした作業環境で効率よく作業してみませんか?
コーディングやブラウジングなど画面を並べて使えるだけでかなり効率よく作業ができるようになりますよ。
作業の休憩には大迫力の映像なんかも楽しめてしまう曲面ディスプレイは間違いなくおすすめです。



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