料理をしなくなって1年。そろそろ外食にも飽きてきて手料理が食べたくなってきたのです…
一人暮らしをすると必ず問題になってくるのが自炊問題ですよね。
僕は「キッチンが狭い」、「おいしくならない」、「調理時間がもったいない」、「あまり節約にならない」などなどデメリットばっかりだったので自炊はしばらくしていません。
しばらくは、外食オンリーでも問題なかったのですが流石に1年も経つと自宅周辺のお店や弁当は飽きてきて手料理が食べたくなってきました。
そんな「いろいろめんどくさいことはなくしたいけど自炊で手料理が食べたい!」という無茶な願望をかなえてくれるのが今人気の電気圧力鍋です!
この度、ショップジャパンのクッキングプロという電気圧力鍋を買ってみましたが調子が良くて毎週末自炊するようになりました。
とは言ってもほったらかして料理が完成するので手間はかかっておらず、それなりにおいしい手料理の味が楽しめています。
この記事では優秀なショップジャパンのクッキングプロのいいところ、悪いところなどをレビューしていきます。
クッキングプロのスペック

クッキングプロのカタログスペック
セット内容 | 本体(ふた、内ぶた、なべ)×1、つゆ受け×1、 電源コード×1、しゃもじ×1、計量カップ×1、 お手入れ用ピン/ブラシ×1、取扱説明書×1 |
機能 | 1台8役(圧力調理、炊飯、無水調理、蒸す、 スロー調理、温め直す、煮込み、炒め) |
サイズ | 約285mm×約273mm×約295mm |
満水容量 | 約3.2L |
調理容量 | 約2.4L(白米2~5合) |
重量 | 約3.6kg |
カラー | シルバー、レッド、ブラック |
製造国 | 中国 |
保証期間 | 1+1年 |
クッキングプロの同梱物


おまかせレシピはクッキングプロを使ってできる料理がいろいろ書いてあるレシピ本で必需品とも言えます。
ただ、Amazonでは別売りになっているようなので楽天から購入した方が値段に含まれているのでおすすめです。
クッキングプロの優秀なところ

圧力調理で調理時間が短い
圧力を使った調理の最大の特徴として短時間で調理できるということが挙げられます。
このおかげで豚の角煮30分、お米2合を6分、ふかしいも3分、パスタ1分といった時間で料理ができちゃいます。
実際には予熱時間+圧力を抜く時間がかかるのでもう少し時間がかかりますがそれでも普通に料理するより早くできます。
圧力調理で柔らか・もちもちになる
クッキングプロは圧力をかけることで素材を柔らかく仕上げることができます。
例えば、じゃがいもなども圧力でやわらかくなり煮込むのに比べて煮崩れも起きません。
僕が食感で驚いたのはパスタで、レンチンで作っていた頃とは比べ物にならないほどもちもちで前よりおいしく仕上がるようになりました。
決められた分量で作ればおいしくできる
クッキングプロは決められた分量をしっかり守って調理をすればおいしい料理を作ることができます。
レシピを見て普通の調理で美味しく料理できる人ならいいですが、僕のようにレシピを見ながら作ってもなんか違うものができてしまう人にはぜひおすすめしたいですね。
分量を守って入れたら後はスイッチを押すだけで人の手は加わらないので調理の失敗を無くすことができます。
電気なのでほかっておいても安全
クッキングプロの圧力調理はスイッチを入れたらあとは放置で問題ありません。
ガスを使うとどうしても目を離せなくて自分の時間を拘束されるのが嫌でしたが、クッキングプロなら放置で安全においしく調理してくれます。
煮る、炒めるができる
クッキングプロでは圧力調理のほかにも、煮る、炒めるといった機能が付いています。
炒める機能が付くことによって、下準備の炒めからすべてクッキングプロだけで完結できます。
ガスコンロは汚れるので極力使いたくないと思っていたので、この煮る、炒める機能はとても重宝しています。
クッキングプロのいまいちなところ

煮る、炒めるが3分しか設定できない
煮る、炒めるができる点はとてもいいのですが、その調理時間が3分でしか設定できないのがちょっと面倒ですね。
3分経ったら、キャンセルしてまたスイッチを押せばいいのですが最初からまとめて選択できるともっと便利だったのにと思います。
あと、温度も設定できないので物によってはうまく調理できないこともあると思います。
ふたに臭いがついてしまう
クッキングプロのふたはかなりごつくて、洗うことはできません。
内ぶたは外して洗うことができので基本的には問題ないのですが、においはどうしてもふたにもついてしまいます。
今のところはそこまで気になりませんが、今後ふたににおいがつかないかがちょっと心配ですね。
クッキングプロの置き場所に困る
本来はクッキングプロはキッチンの近くに置くべきだと思いますが、一人暮らしのキッチンスペースには結構大きいクッキングプロを置くスペースがないと思います。
僕もキッチンは断念してリビングにおいて使っています。
そこまで派手なものを調理していないのでリビングでも気になりませんが、できることならキッチンに置きたかったというのが本音ですね。
一人暮らしには少し大きい
クッキングプロはお米だと5合炊けるほどの容量があります。
正直、一人暮らしには少し大きすぎるサイズ感だとは思います。
もちろん、大量に作って作り置きしてアレンジするなど活用できる人であれば問題ないと思いますが、僕のようなめんどくさがりは2~3日おかずが一緒になってしまうことが多いと思います。
クッキングプロで実際に作ってみたものを紹介
白米

通常の炊飯器と同じようにお米を研いだ後、メモリまで水を入れて圧力調理のスイッチをオン。

こんな感じにちゃんとお米を炊くことができました。
お米はちょっと固めに仕上がりましたが、僕の好みぐらいの硬さだったので問題なくおいしかったです。
無水キーマカレー

まずはひき肉を炒めるモードで色が変わるまで炒めます。

その次にみじん切りにした玉ねぎと人参も入れてもう少し炒めます。

炒め終わったらみじん切りしたトマトとソースやケチャップ、赤ワインなどの調味料を入れて圧力調理を開始します。
もちろん調味料以外で水は一切入れていません。

圧力調理後がこんな感じです。
野菜(特にトマト)から水分が出てきていい感じの仕上がりになってます。

カレールーを入れて煮るモードでとろみが出てくるまで煮詰めます。

こんな感じで無水キーマカレーが出来上がりました。
普段のカレーに野菜の旨味が加わって、いつも以上にコクのあるカレーで美味しかったです。
調理も下準備はあるものの圧力調理の間放置できたので、時短&簡単にできました。
豚の角煮
電気圧力鍋を買ったのなら1度は作ってみたい料理ですよね。

まずは、豚ばら肉と水で下茹で用に10分圧力をかけていきます。

下茹で完了するとこんな感じで、ゆで汁の油がすごいので別の器に移して冷まして固めて捨てます。

ネギと酒や醤油といった調味料を加えて今度は20分圧力調理をしていきます。

こんな感じで出来上がりました。
味もしっかりついていてからしがよく合う豚の角煮で文句なしです。
ほとんど放置するだけでいい感じに料理できるのはやっぱりすごいです!
パスタ(茹でる部分のみ)

このように麺を半分に折ってできるだけ重ならないように水に浸して、塩を少々入れて圧力調理をオン。

圧力調理自体は1分で、手動で圧力を抜けば10分もかからずにパスタが茹で上がります。
レンチンで作るよりももちもちの食感で同じソースでも前よりおいしくなったので満足です。
ラーメン(茹でる部分のみ)

水を入れて煮るモードをオンにします。

沸騰するので生めんタイプのラーメンを投下。

こんな感じでラーメンも調理することができました。
クッキングプロで自炊の幅を広げよう!
以上、クッキングプロのレビューでした!
クッキングプロで、時短&簡単に調理できるようになるのはもちろんですが、普段の調理ではチャレンジしないような料理にもチャレンジできるのがいいところだと感じました。
細かいところでいろいろ改善してほしいところはあるのですが、それを踏まえても一人暮らしの人など試してみてほしいだけの性能はありますね。
週末はクッキングプロを使っていろいろな料理にチャレンジしていきたいと思います!