本の紹介

【「いい質問」が人を動かす】紹介と感想を述べてみる

はじめに

一言感想

質問の力は想像以上に強いということを実感しました。

こんな人におすすめ
  • ビジネスで人とよく話す方
  • 人を育てる立場にある方
  • 人を説得したい方

内容について

質問をする際に気を付けること

相手に質問し、価値ある情報をもらう場合には、相手の立場にたって、相手が答えやすいような質問をしなければなりません。

人は質問からその意図を汲み取って答えようとします。

漠然と「昨日何してた?」って聞いた場合、朝8時に起きて、朝ごはん食べて~~~というようにスケジュールをすべて話すような人はいないでしょう。

無意識のうちでしょうが話題を提供できるように面白いことだったり趣味だったりを話すでしょう。

相手への礼儀として、なるべく相手に負担をかけないように質問しなければなりません。

その時点で相手は考えて答えているのです。その相手の負担を減らして、さらに自分が欲しい回答をもらうためには、相手が答えやすいように質問の矛先を絞っていかないといけません。

たとえば株の話ですが、初心者だからわからないといっておすすめの株は何ですか?と質問する方がよくいます。

しかし単に株と言ってもかなり多くの種類があって向き不向きがあります。

自分がどのように運用したいかも示さずに質問されても答えようがありません。

分からないなりに調べてここが分からなかったという質問であればその質問には価値がありますし、相手も非常に答えやすくなります。

このように質問する側も責任をもって相手が答えてくれるような質問をしっかりと考える必要があるのです。

質問によって人を動かす

「質問をされると、①思考し、②答えてしまう」のです。まるで強制されるように思考し、答えてしまうのです。

これは当たり前のことですが、改めてみてハッとしました。

質問をされたら誰しも正しいことを答えようと必ず考えます。

おそらく適当に答えるから考えていない人もいるかもしれませんがその適当にも全く考えなしで答えるというのは無理だと思います。

そして必ず答えます。質問されているのでよほどの理由がなければ無視することはないと思います。

このように質問というのはかなり大きな力を持っていることを再認識するべきですね。

人を動かそうと思ったら、こちらの臨むような道順で思考してもらうように質問のシナリオを作成しておくことです。その際に「質問が思考を強制する」という機能が最大限に発揮されるのです。

質問で相手の思考を強制できるのであれば、相手の思考を誘導できるような質問ができれば強制的に思考の誘導ができるというものです。

たとえば「今日何食べたい?」と聞いて、相手が肉が食べたいと言ってきたとします。

自分は魚が食べたかったとしたら、肉か魚かどっちにするかという議論が待ち受けていそうです。

しかし「秋と言えばサンマだよね」「うん、おいしいよね」「今日サンマが安いみたいだからサンマにしようか」「いいね」とここまでスムーズにいかないにしても、いきなりゴールにたどり着かずに回り道をしてあげるだけで回答ががらっと変わったりもするものです。

質問で部下を育てる

人を育てようというときは、与えすぎてはいけません。自分で考え、自分で行動し、自分で獲得できるように育ててゆくことが必要なのです。

人はすべて与えられると思考が停止して成長できなくなってしまいます。

与えられることが当たり前では、いざ与えられなくなった時に何もできなくなってしまいます。

上司はそのことに気を付けて行動しなければいけません。

部下が正確に認識したかどうかはどうやって判断するのでしょうか。

<中略>

この点を解決するのが質問です。上司が部下に対し、指示命令をする代わりに質問をするのです。

これはかなり核心をついたものだと思います。

ある仕事を部下に任せた時の話です。

上司は指示命令を事細かに出せば部下がそのように動いてスムーズに仕事をこなせるかもしれません。

しかし部下側からしたら事細かに与えられた指示に対しては考えることをしません。

しかし部下に仕事を任せた後、指示命令を出す代わりに質問をしていくことで部下が自分で考えるという工程が生まれます。

おそらく自分が指示したいこととは別の回答が返ってきて手間にはなると思いますが、その分部下は成長します。

長期的に見れば、部下が自分で考えたことによって上司と同じような考え方をすることができるようになるでしょう。

まとめ

質問にこれほど多くのそして強力な力があるとは思ってもいませんでした。

普段何気なくしている質問もしっかりと自分の武器にすることで大きく成長できるという気付きを得られた本でした。

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