本の紹介

【2時間でわかる政治経済のルール】紹介と感想を述べてみる

経済を勉強するうえで政治は切っても切れないものだなーと最近よく感じています。この本は政治経済について日本の実情が分かりやすく書かれていています。

はじめに

一言感想

たしかに2時間ほどで日本の政治経済の実情がわかる読みやすい本です。

どのような人におすすめか

日本の政治経済に興味がある人にはおすすめです。立ち位置的には入門編って感じです。詳しい人には物足りないだろうけど、学び始めの人にとってはわかりやすくていい本だと思います。

本について

著者について

倉山 満

憲政史研究者。現在は倉山塾塾長。ネット放送局チャンネルくらら主宰。

あらすじ

平成30年10月2日第四次安倍改造内閣が成立したときに、この内閣は長くても来年7月までで終わりだと断言できる。

それはなぜかといえば、政治のルールが分かっていて、カレンダーを見れば分かるもので、政治の実際を知っている人ならば常識のことである。

社会のことを知りたい、と思いつつも、何を信じ、どうやって勉強したらいいかが分からない人は多いだろう。そんな人たちのために本書は書かれている。

内容について

第一章 日本の政治はカレンダーで決まる

例えば憲法改正だと騒がれており私も憲法改正に動くかなと単純に思っていた人のうちの一人でした。しかし、今年のスケジュールを見ると天皇陛下の即位式があったり、参議院選挙があったり、増税をしたりととても憲法改正どころではありません。

たしかに大きなイベントを入れたカレンダーを見るだけで納得できてしまいます。自分がどれほど政治に関心がなかったのか、お恥ずかしい限りです。

第二章 日本の運命は国際情勢で決まる

現在の世界の国のパワーバランスに日本は武力を持っていないがために影響力すらないというのは、ごもっともです。単純に武力を持てばいいという話ではないとは思いますが、これからも武力なしで今のような平和が続くのか少し心配にはなりますね。

また本当の敵は誰なのか、というのは考えさせられますね。トランプは言動こそ減げしいものの忠実に保守派の意向を政策に反映させているだけなんですよね。それをメディアがあたかも破天荒な人のように取り上げるがためにトランプが悪者みたいに見えてしまいます。ですが間違っても日本は米国側の陣営だということを忘れてはいけません。

第三章 日本の経済は日銀で決まる

この章を読んで日銀へのイメージが少し変わりました。日銀の独立性が高くその日銀がお札を刷ると決めなければ景気がいつまでも回復しない。インフレターゲットを定めてしっかりとインフレが起きるまでモノの価値を高めていかないといけない。増税をすることで景気回復が潰される。このあたりのことはここまで単純な話ではないにしろ様々な思惑によってうまく進んでいないんだなという印象でした。

第四章 日本の総理大臣は参議院選挙で決まる

衆議院で勝っていないと総理大臣になれないのは当たりまえですが、参議院も取ってないと結局総理大臣を続けられないというのは驚きでした。基本的には衆議院のイメージがやはり強いからですね。現在の日本ではねじれ国会ができるとまともに政治が機能しなくなりますから衆参同日選挙は必要なんだろうなと感じますね。

派閥の話は全く知らずこのように総理大臣が受け継がれていくんだなと分かって面白かったです。

第五章 国民の未来は官僚が決めている

個人的に一番ためになったなと思う章です。政治家は官僚から学んでいるがそんなんでは官僚の言うことを丸々聞いているようなものであり、官僚もまた頭はいいのに変なところに執着があるというのが実情らしいです。

だれか日本がよりよくなるためのことだけを考えて動いてくれと思いますが、各所の様々な思惑やしがらみに邪魔されてそのようにはなっていないようです。根本から変わらないといけないのでしょうが誰もそれをすることはできないのでしょう。難しい世の中ですね@@;

まとめ

この本を読んだおかげで政治のニュースなどで視点が変わりました。なんにせよこの話がすべて正しいと思うのは早計で危険ですが、概ねはこの通りなんだろうなと思います。

様々なしがらみがあり、政治家も個人の利益を守るために行動しなければならないのはわかりますがそれでも、もう少しうまくやってほしいとは思ってしまいますね。

これからも定期的に政治経済の知識を取り入れていきたいなと思いました。

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