本の紹介

サボる才能はどのように身につけるか【1%の努力】

「2ちゃんねる」の管理人、そして「ニコニコ動画」を開始したひろゆきさん。

僕はがっつり世代で「2ちゃんねる」はあまり使いませんでしたが、「ニコニコ動画」は学生時代にどっぷりはまっていました。

そんなひろゆきさんが、どんな人でどのような考え方をしているのか気になりこの「1%の努力」を読んでみました。

「1%の努力」のレビュー

「1%の努力」の紹介

ぎーすえ

【一言感想】
いい意味で期待を裏切られた一冊。僕が考えてきた人生の価値観と大きく異なる考え方に大きく心が揺さぶられました。

僕は「1%の努力」がどんな本かをあまり見ずに興味だけで選びました。

そのため、タイトルだけで「99%のひらめきと1%の努力か?」とか「1%だけのものすごい努力?」みたいな内容だと思っていたんですね。

しかし、中身は想像とまるで違っていた。

この本は「サボる才能」の本でした。

「1%の努力」で最大の成果を得るためのひろゆきさんの生き方や考え方が詰まった本です。

アリには2つのタイプ「働きアリ」と「働かないアリ」がいるそうです。

ひろゆきさん自身が「働かないアリ」のタイプなので、「働かないアリ」のタイプの人やそうなりたい人には共感や学びになる考え方が多いと思います。

一方で僕もそうですが努力でなんとかしようとする「働きアリ」タイプの人にもぜひ読んでみてほしい内容です。

普段とは違う行動タイプの考え方を学べることは貴重ですし、ちょっと思考を変えるだけで今まで逃してきたものを掴めるようになる、そんな可能性が秘められた1冊だと思いました。

1%の努力はこんな人におすすめ!
  • レールを外れる人生の考え方に興味がある人
  • お金や時間にとらわれたくない人
  • 「サボる才能」を身につけたい人

「1%の努力」の私的考察

人によって当たり前は違う

生まれ育った環境で人の考え方なんてまるで違うものになる。

ある人にとって当たり前のことでも他の人には全く通じないことだってある。

「この人とは『前提』が違うんじゃないか?」

こう考えることができれば、偏見ではなくインプットとして取り込むことができる。

違和感は普通ストレスにつながりやすいが、目の前の違和感をこんな風に楽しめるようになれば人生も確かに大きく変わるだろうと思う。

大事なものの優先順位を間違えるな

「この壺は満杯か?」という話は恥ずかしながら聞いたことがなかった。

大きな岩→砂→水と壺に入れていく分には壺は満杯にならない。(満杯になったと思っても入れれるものがある)

しかし、砂や水を入れてしまってから大きな岩を入れることはできない。

「自分にとっての『大きな岩』はなんだろう?」

自分にとって最も大事なことに最も時間は割かれるべきである。

これは常に意識して、堂々と表明しておいた方が人生で後悔することが間違いなく少なくなる。

「それは修復可能か?」

ひろゆきさんの優先順位の「考え方の考え方」だ。

修復が可能なら、後回しにしてもいいというのは実に合理的である。

あとにどうにかなることなら今捨てても後悔することはほとんどない。

戦略的に捨てるということも考えていくべきである。

自分にとってニーズのあるもの

「なくなったら困る体験は何か?」

これは仕事を考えるうえで重要な要素だ。

なくなったら困る体験というものは廃ることがない。

自分の仕事について考える上でも役に立つ。

 「この体験が、なくなったら困るな」と、あなたがそう強く感じられるものを安定収入にするのがいい。あるいは人生を捧げてもいいかもしれない
 そこには第三者の意見が入る余地はない。
 誰がどう思っているかは、どうでもいい。
 ほかの誰でもない、「この自分」が困るのだから、自分でやる。

この言葉はとても自分に響いた。

どうしてもやりたいことで仕事を探してしまうが、意外とやってみると合わなかったり好きじゃなくなることも多々ある。

しかし、自分にとって必要なもののためなら働き続けることはおそらく苦にならずにできる。

ほかの誰でもない自分のために働けるというのはある意味幸せなのかもしれない。

生き残るためにもユニークであれ

 人が人を選ぶ基準は、優秀さではない。
「面白いかどうか」だ。
 面白ければ一緒に仕事をしていて楽しい。
 優秀かどうかは、実際に仕事をしてみないとわからない。

言われればその通りだが、意外と見落としていた視点である。

優秀といっても仕事によっては思うように能力を発揮できないかもしれない。

その人に面白さがあれば、どんな仕事でもきっと楽しく仕事ができるだろう。

多少仕事ができなくても十分に面白さでカバーできるということもある。

優秀だけど全く面白くもないやつと仕事をしたいとはあまり思わないだろう。

「人とちょっと違うことは何か?」

日本のユニークでは、ユーモアに近いイメージになってしまうが、他の人とは違う個性という意味でのユニークを突き詰めていきたい。

その点で人と違うところというものは意識していきたい。

強制的にそういった面を強くしていける

「特殊なポジションに手を挙げる」

ということも意識していきたい。

ただ努力をすればいいわけではない

「最後に勝つにはどうすればいいか」

努力をしても結果が出なければ評価はしてもらえない。

結局は最後に勝つための方法を考える必要がある。

「上の判断がよければ、下がテキトーでもうまくいく」

トップの責任の重さを表している。

下は、任されたことをしっかりとやっていれば大抵のことはあまり問題にならない。

トップがしっかりしていれば安泰なのである。

しかし、トップがそうでなければ注意が必要だ。

自分がどれだけ努力したとしても上が誤れば、みんな巻き込まれてしまうこともある。

上の動向は常に意識しておきたい事柄だ。

「競争のいらないところに張る」

頑張れることは才能だが、頑張って手に入れようとしているだけでは必ず他人に抜かれる。

あることがわかってから努力して追いつこうとしても遅い。

努力しなくても済むようなこと、「自分でも勝てる」ものを選ぶことが必要だ。

そのようなことで努力できればまさに鬼に金棒となるだろう。

自分のパターンを知る

仕事をする人は、次の3タイプに分かれる。

 ① 0から1を生み出す人
 ② 1を10にする人
 ③ 10を維持しながら11,12……にしていく人

自分がどこに属するかを考えることは重要だ。

しかしながら、世の中は圧倒的に①が重要だと刷り込まれている。

僕自身はおそらく②を最も得意としている。

もちろん②は②で需要があるし、そういったことを意識しながら立ち回りを考えることで仕事もしやすくなるだろう。

「ゼロイチ以外でできることは何か?」

全員が全員①だったらうまくいくわけもない。

自分が①のタイプじゃないとわかったらさっさとあきらめて効率よく動けるポジションを探すことが最も効率がいいだろう。

サボる才能

「調べる労力を惜しんでいないか?」

ひろゆきさんも言っているが、知らないだけで損をするのは本当にもったいないと思う。

今では調べればほとんどの情報は自ら手に入れられる。

一方で、自ら手に入れようとしない情報が手に入らないだけでなく損をすることさえある。

しょうがなくではおそらく続かないし身につかない。

「知りたいから調べる」というスタンスを早くから身につけて実践していくことはかなり重要だ。

ひろゆきさんの最後の思考のポイントはこれだ。

「笑い話をいくつ持っているだろうか?」

どれだけ失敗してもそれはいつか「ネタ」になる。

そう思って人生を過ごすことができれば、辛い中にいるときだって乗り越える力の足しぐらいにはなるだろう。

こうして「ネタ」を積み上げられることができれば人生に深みを持った人間になることもできると思う。

一度も失敗したことのない人の話なんてつまらない。

自虐ネタで笑いながら楽しく過ごすことができる、失敗を恐れない人生を目指したい。

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